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2011年7月13日 (水)

正心調息法の活用

約10年前、訳あって、当時、比較的寂しい村であった現在の地で開業した。

まったく初めての地であったが、超楽観的な僕は、すぐに繁盛し、開業時のローンの返済もスムーズに行くと思っていた。

しかし、甘かった!

そこの住民の殆どは、お爺ちゃん、お婆ちゃんの代からかかり付けの医者がおり、新顔で若い僕のクリニックには殆ど患者は来なかったのだ。

最初の1か月目は250万円の赤字であった。

運転資金として500万円程用意していたので、あと1か月すれば、患者も増えて採算も取れてくるだろうと、なおも楽観的に考えていた。

が、しかし、次の月も殆ど患者は来なかった!

2か月目の終わりころ、いよいよ運転資金が底をついた時、さすがに呑気な僕も焦ってきた。

開業は10月1日であったので、3か月目は12月、つまりローンや通常の給料と伴に、月末にはボーナスも払わなければならないのだ!

現在なら銀行からの運転資金の借り入れ等を考えるのだろうが、お金に疎い僕はそんな事も思いつかず、「どうしよう!」と焦るばかりであった。

夜、「銀行へのローン、お給料とボーナスの支払い、どうしよう?」と、ドキドキしながら目を覚ますことも何度かあった程だ。

「親、兄弟、親戚に借金を申し込もうか?」とも考えた。

そんな時、塩谷先生が、昭和の大恐慌のとき、正心調息法の原型を用いてクリニックを繁栄させ、”東京一の流行り医者”と呼ばれた事を思い出した。

そこで、僕がやったことは、患者の来ないクリニックで、点滴室に籠り、正心調息法を用いて患者が多くやって来る様を心に描き、「患者が多くやって来た。やって来た!」と断言することであった。

すると間もなく患者がやって来だし、しかも、その数が急速に増えていった。

そして、12月の終わりには、ローン、給料とボーナスを支払っても、十分な収入が得られたのだ。

以後、僕は、高額納税者を続けている。

正心調息法の偉大な効果を実感したエピソードである。

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