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2013年1月10日 (木)

神の啓示2

年末年始の沖縄への帰省は、多くの初めての経験があり、素晴らしいものであった。

ホームレス男性との出会い、楽器を弾いてカンパを募っていた、貧乏旅行中のイギリス人との交流、なかなかバスが来なくて困っている僕に、とても親切にしてくれた見知らぬ人々等々。沖縄の人々の親切さには、本当に感激したものであった。

神戸生まれで神戸育ちの母親の娘時代の夢が、宝塚入団であったことも初めて聞いた。家が豊かでなかったので、あきらめたとの事。今では年老いた母親にも、若く美しい娘時代があったのだなと感慨にふけった。

元旦に、マクドナルドで本を読みながら飲み物を飲んでいる僕に、「何の本を読んでいるの?」と突然話しかけてきた女性がいた。

身なりの整った40歳くらいの女性で、60歳くらいの連れの女性がいたが、どことなく暗い雰囲気を漂わせていた。

隣の席に座ったが、あまり幸せそうではないようだったので、「これ、僕が書いた本です。是非読んでみて下さい。きっと役に立ちますよ。」と拙著を差し上げた。

「え?ボクが書いたの?」と驚いていた。本の著者名を見ながら、「これは芸名?」と訊くので、「いいえ、ペンネームです。」と答え、店を出た。

神様は、この女性と引き合わせるために沖縄へ帰省させたのであろうか?

長い(あまり長くもないか)僕の人生で、いきなり見知らぬ女性から話しかけられるなんて初めての経験だ。それに、普通の沖縄の女性が、見ず知らずの男性に声をかけるなんてあり得ないことなのだ。

彼女に幸あれと祈った。

東京へ戻る当日の昼、読者の方々と食事会があった。

皆で談笑中、突然、美しい野生の小鳥が、窓ガラスのすぐ外にとまり、こちらを覗き込んだ。

僕は思わず、「吉兆だ!」と叫んだ。

小鳥は、人間を全く恐れる風もなく、そこへとどまり続けた。窓際の女性が小鳥の方に振り向いても、全く平気だった。

小鳥が僕を見つめているような気がした。読者の方は「まるで私達の話に聞き入っているようですね。」と言ったが、それには答えず、僕も小鳥の目を見つめた。

しばらく見つめ合っていたが、心の中で、「僕たちに吉兆を伝えてくれて、ありがとう。幸せな生涯を送って下さいね。」と伝えた。

神の啓示と判断し、沖縄に帰省したのは正解であったと確信した。

2,3分後、小鳥は静かに飛び去って行った。

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